製造業に
向けた”データ
駆動型”ビジネスモデル
策定支援

公開日:2022/10/14

製造業に向けた"データ駆動型”ビジネスモデル策定支援

自動車の急激なデジタル化/サービス化に対応し、それを新たな事業成長の機会へ変えるために必要な「データ駆動型ビジネスモデル」策定を支援するコンサルティングサービスを提供します。

自動車業界は現在、過去100年で最も大きな変革期の只中にあります。自動車の価値の源泉は基本機能「走る・曲がる・止まる」に関するハードウェア領域から、CASE*に代表されるようなドライバーサポート・新たな使い方といったソフトウェア/サービス領域へのシフトが進んでいます。
加えてプロダクトの作り方についても、2050年のカーボンニュートラル達成という文脈から従来以上の効率化・環境負荷低減と、それを見える化するための精緻なトレーサビリティが求められようとしています。
上記ふたつの大きな潮流に共通するキーポイントは「いかにデータを有効に活用し、顧客への価値提供や企業の価値向上に繋げられるか」という点にあります。
一方で、そもそもどんなデータを収集すればよいかわからない/データはあってもどのように活用してよいかわからないとお悩みの方も多いかと思われます。当社はこれまでに培ったデジタル×製造業の知見を活用し、データ駆動型の新たなビジネスモデルの構築をサポートしております。

*CASE=Connected/Autonomous/Shared&services/Electric

なぜデータ駆動型ビジネスへのシフトに苦慮されている方が多いのでしょうか。
過去の支援経験より、その主たる要因は「既に保有している/容易に手に入りそうなデータをいかに使うか」という観点に固執してしまう点にあると考えています。ここで重要なポイントは、データ活用はあくまで有効な手段のひとつであり、目的ではないということです。
弊社がデータ駆動型ビジネスの検討を支援させていただく際には、一丁目一番地として『どんな価値提供のかたちを目指すか』という目的を定め、その目的実現のために「どのようなデータが必要か/どのように活用するか/どのように継続的にデータを蓄積し、提供価値の増大に繋げるか」という順にアプローチすることで、前述の『データ活用自体が目的化してしまう』という罠を回避しています。

当社ではデータ駆動型ビジネスモデル策定のソリューションサービスを、下記3つのStepで提供しております:

 

Step1 アセスメントの実施
まずは新しいビジネスを検討する上での礎であり、差別化の源泉でもあるお客様の強みと保有するアセット、アクセスし得るデータについて整理・明確化します。

 

Step2 事業コンセプトの整理/ブラッシュアップ
Step1で整理したお客様自身の強み/アセット/保有データに加え、業界構造や社会変化、そして何よりもターゲット顧客のニーズを俯瞰的に捉えた上で『目指す価値提供のかたち』を具現化していきます。その際に当社考案のフレームを活用し、下記の押さえるべき6つのポイントを漏れなく充足できるようにプランニングを行います。
概要: 誰に/どうやって/どんな価値提供を行うか(ビジネスの骨格を端的に表現)
提供価値: 関連するステークホルダーそれぞれにどんな価値提供が可能か
(特定のステークホルダーだけが得をするモデルは事業継続が難しいのでNG)
社会課題: どんな社会課題を解決し得るものか/社会の潮流に即しているか
将来性: 将来に渡って市場の成長が見込めるか/非連続的な事業拡大の機会があるか
マネタイズ: 価値提供の対価として誰から/どのようにフィーを得るか

 

Step3 事業スキームの整理/ブラッシュアップ
Step2で考案したビジネスモデルをベースに、ステークホルダー同士の関係性をひとつの図として整理します。その際、役務(商品/サービスの提供含む)・データ・対価の3つがどのように環流してるかを表現し、どのようにデータが蓄積/活用され、それが対価に結びついているかを押さえるのが最も重要です。

上記3つのStepは必ずしもウォーターフロー型で一方向に進めるわけではなく、特にStep2のビジネスモデル全体像とStep3のスキーム図はアジャイルに検討ループを回しながらBetterなかたちへとブラッシュアップしていきます。

 

本サービスに関する詳細資料をお求めの場合は、ページ下部のフォームよりお問い合わせください。

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