RISE TALK②【JCOM株式会社】新規動画配信サービスの構築支援


 
ライズ・コンサルティング・グループをご利用いただいているお客様の事例をご紹介します。
当社は本プロジェクトで、JCOM株式会社における新規動画配信サービスの構築をご支援しました。
 
ライズは独自の手法として「ハンズオンスタイル」「スコープレス」「モアザンレポート」「プロフェッショナル」の4つを掲げています。
 
※ライズ・コンサルティング・グループが掲げる4つの手法について、詳しくはこちら
https://www.rise-cg.co.jp/firm/our-approach/
 
本インタビューでは、同社IT企画部 アシスタントマネージャーの中藤 伸太郎 様に、お客様の現場へ一社員として常駐する「ハンズオンスタイル」での支援を経て、抱えていた課題をどのように解決へ導き、どのような成果が得られたのかについて、お話を伺いました。
 
JCOM株式会社 IT企画部アシスタントマネージャー 中藤 伸太郎 様
 
中藤 伸太郎 様
JCOM株式会社 IT企画部アシスタントマネージャー。
同部署は、全社IT戦略策定、新事業立ち上げに伴うシステム化検討や大規模なシステム開発プロジェクトの推進、ビッグデータの構築・活用、主に営業系システムのDevOps内製開発を実施しており、その中でシステム企画やプロジェクト推進を担当。
 
-会社情報-
会社名:JCOM株式会社
所在地:東京都千代田区
設立 :1995年1月
主な事業内容:
ケーブルテレビ局の統括運営を通じた有線テレビジョン放送事業及び電気通信事業、ケーブルテレビ局及びデジタル衛星放送向け番組供給事業統括
資本金:456億円(2024年4月1日現在)
URL:https://www.jcom.co.jp/
 

 
中藤 様とライズ・コンサルティング・グループ シニアマネージャー 田村 直樹(聞き手)

中藤 様とライズ・コンサルティング・グループ シニアマネージャー 田村 直樹(聞き手)

 

抱えていた課題と、ライズをパートナーに選んだ理由

田村

まず、中藤 様が所属するIT企画部では、担当しているミッションを達成するにあたり、どのような課題を抱えていましたか?

中藤

当社で大規模なシステム開発を担当する際は、組織を横断した15~20のシステムを組み合わせてまとめていく必要があります。しかし、システムごとに工法や文化が異なる部分も数多くあるので、開発を成功に導くためには、円滑なコミュニケーションと、課題やリスクの早期発見と対策が必要不可欠です。この点をサポートしていただけるパートナーを探していました。

田村

数あるコンサルティングファームの中で、ライズを選んだ理由を教えてください。

中藤

当社のプロジェクトマネージャーは日常的に一人で同時に複数のプロジェクトを推進しているので、同じ目線できめ細やかにプロジェクト推進を支援していただけるパートナーを求めていました。
ライズさんは過去の大型案件において、リリースに至るまで粘り強く対応頂いたことがあり、新しい案件を進めるときのパートナー候補の1つとして考えていました。
特に今回は、高難易度でかつ、失敗が許されないプロジェクトでしたので、スピード感と高品質を兼ね備えているライズさんを最終的に選びました。

「ハンズオンスタイル」の支援が提供したバリュー

田村

ライズは課題解決の際に、お客様の現場に常駐してご支援を行う「ハンズオンスタイル」を取り入れています。今回のご支援でも、当社メンバーが御社に常駐し、現場の皆様と共に課題解決へ向けて取り組んでまいりました。これまでの支援内容を振り返って、どんなところに手ごたえを感じておられますか。

中藤

現場に入り込むことで、非常に早い段階でプロジェクトの全体像を理解して「組織横断のコミュニケーションが円滑に機能していない」ことを見つけ出していただきました。そして、弱点を克服するためのコミュニケーションプランと、ライズさんの知見を活かしたきめ細やかなシステム試験計画を立案していただいた点が非常に助かりました。

また、プロジェクトの進捗管理では、要件や状況が変化することも多くありましたが、ライズさんが掲げる「スコープレス」という考え方を活かして、大小様々な課題やリスクを漏れなく吸い上げて管理していただきました。おかげで私たちプロジェクトマネージャーは、意思決定に注力することができました。

※スコープレスとは
ライズ・コンサルティング・グループが掲げる独自の手法の一つ。
お客様が抱える課題の内容は時々刻々と変化しているため、想定外の問題が発生しても臨機応変に対応できるように、あえてスコープを設定しないコンサルティングを提供しています。

対談風景
 

高難易度なプロジェクトを成功へ導いたライズの支援

田村

プロジェクト全体を通したライズの支援に対する評価はいかがですか。これまでと変化を感じていることはありますか。

中藤

これまでは、プロジェクト推進における小さなリスクや課題を発見しきれず、土壇場で慌てて対応したり、手遅れになってしまったりすることがありました。今回、ライズさんに支援していただいたおかげで、リスクや課題を顕在化する前に発見して対処することができました。
結果的に、失敗の許されない高難易度なシステム開発プロジェクトの成功確率を大幅にアップさせることができ、非常に大きな成果が得られたと思います。

ライズと共にこれから実現していきたいこと

田村

当社は現在もJCOM様へのご支援を継続させていただいております。今後、ライズ・コンサルティング・グループと共に実現していきたいことを教えてください。

中藤

これまでに携わっていただいた、プロジェクト実行に関するきめ細かい支援はもちろん引き続きお願いしたいところです。それに加え、新システムの企画・構想においても「スコープレス」の考え方をもとにご協力いただき、なくてはならないパートナーとしてさらに成長していってくださることを期待しています。

対談を終えて